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葬儀や告別式は、最後の別れをする儀式

葬儀も告別式も単に葬式と呼ぶことが多いものですが、葬儀は、遺族や親類、親交の深かった友人・知人が故人を弔って冥福を祈ることで、告別式は、仕事関係者や一般の会葬者が故人と最後の別れをする儀式、というように区別されます。遺族や故人と縁の深かった人は、葬儀と告別式の両方に出席しますが、それほど親交のなかった人は告別式に参列します。一般的には、葬儀の後に引き続いて告別式が行われます。これは故人にとって人生最後の儀式ですから、故人が生前希望していた方法があれば、それを尊重した形で営むべきです。遺志がなければ、喪主が故人の代理として執り行うことになります。なお、葬儀には、うちわで行う密葬と公式に行う本葬がある。仮葬儀や密葬は、うちわの葬式で、喪主が決まらなかったときや、故人と血縁の深い人が遠方にいるときなどに行います。この場合は、読経をしてもらい、焼香をして遺体を火葬にし、後日改めて本葬を行います。社葬などの会場が決まらない場合も先に密葬を行います。旅先で事故にあうなどして不慮の死をとげた場合も、現地で密葬をして、遺骨を連れ帰ってから本葬を行います。なお、医学に役立ててもらうための献体手続きがしてある場合は、出棺してから病院へ運ばれますから、葬儀と告別式はふつうに行うことができます。

お宮参りの服装

赤ちゃんの祝い着は、男の子なら黒羽二重の五つ紋付き熨斗目模様、女の子なら絵羽模様に五つ紋が正式です。この場合の紋は婚家の紋を付けます。内着を着せた上にこの祝い着をかけ、祝い着のひもは抱いている人の首の後ろで結びます。最近は白いレースのロングドレスもありますが、どちらにしても高価なものです。外出用のベビー服でも充分でしょう。祖母や母親の服装はともに黒留袖が正式ですが、現代では仰々しすぎるので、きものなら訪問着か無地一つ紋程度に、洋装ならおしゃれな外出着程度にします。赤ちゃんが軽装なら大人もそれに合わせます。父親はどんな場合でもスーツを着るのが一般的です。また、神社に参拝するだけでもいいのですが、ていねいにする場合は、神職にお祓いをしてもらいます。大きな神社では常時受け付けているところが多いのですが、小さな神社では事前に頼んでおいたほうが安心です。内容は、一般的にはお祓いを受けたあと、祝詞をあげてもらい、玉串を捧げ、お守りなどを受けます。お産が「けがれ」とされていた昔は、お祓いにはお産の「忌明け」の意味があり、重要な儀式でした。いまは赤ちゃんの健やかな成長を祈るために受けるとよいでしょう。

急に訪問できなくなったらどうするか

急に訪問できなくなったというのは、それ以上の重大事が起こったということです。つまり、自分や身内が急な不幸、事故、病気、ケガなどに見舞われたということ。それ以外の出来事で訪問をキャンセルするのはマナー違反になります。納得がいく理由があって、どうしても訪問をキャンセルしなければいけないときは、必ずその旨を電話で伝えます。そして、それは早ければ早いほどいいのです。当日の出来事の場合は仕方ありませんが、数日前の出来事をその当日に言うなどは最悪。「何という常識のない……」と、非常識の烙印をおされてしまいます。しかも、こういった非常識な行為はいつまでも相手の中に残るもの。それをなくすには何倍もの努力が必要になってきます。恋人の間柄なら、相手の親はあなたを絶対に認めてくれないでしょう。まして、なんの連絡もなしにキャンセルしたのなら、あなたは社会人としても人間としても失格。当日の出来事で仕方なくキャンセルの電話を入れる場合でも、「貴重なお時間を頂きながら、私の都合でお訪ねできなくなり、本当に申し訳ございません」などと丁重に、誠実にお詫びすることが大切です。言い訳口調は絶対にバツ。自分のミスを他人のせいにするように映りますし、結局すべてにおいてそういう人なのだ、と判断されます。人間としての信用は、自分が相手に非礼をしてしまったとき、どこまで誠実におわびをできるかです。そこで言い訳をするのは大きなマイナスになります。


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